【利尻礼文サロベツ国立公園 サロベツ湿原センター】
環境省のビジターセンターと湿原を歩いて回れる木道があります。
なかなか良い施設です。豊富町にあります。
サロベツはアイヌの人達がサル・オ・ペッ(湿原を流れる川)と呼んでいたことに由来します。 面積6700ヘクタールの広大な湿原。ラムサール条約にも登録されている。 正面の山は、利尻島の利尻山。利尻富士と呼ばれている。
【エゾカンゾウ】 調べたら、禅庭花(ゼンテイカ)の別称で、各地ではニッコウキスゲなど別々に同定されて名前が付いているらしい。
一つの花は一日しか咲かず、朝に咲いた花は夕方にしぼむが、次々と開花するため長い期間花を楽しむことができる。サロベツ原野のエゾカンゾウの大群落は有名らしい。いいね。
木道は、ゆっくり歩いて30分で1周できる。
ビジターセンターに戻ったら。木道を歩く前にチェック。 見たのはニッコウキスゲじゃ無かったと思ったが、今になって、同じ花だとわかった。DNA情報による植物分類とかしてるのかな。同定は難しいね。
【泥炭産業館】 サロベツ原野には植物の残骸が分解されず堆積しており、泥炭地として資源開発された時期がある。石炭の一種で乾燥させれば石炭のような燃料にもなる。ビジターセンターの隣に泥炭産業館があり、その歴史などが良く分かる。
【道道106号線】 日本海沿いを走る道道106号線に戻り、北を目指す。 自転車とすれ違ったので、一枚撮りました。 この風景が見たかった。こういう景色を走ったら、ずっと忘れられないだろうね。
助手席から写して貰った。果てしなく続く道。いつまでも走っていたい。
宗谷本線の車窓から見て、ここは日本なのかと衝撃を受けた風景を思い出す。 抜海駅は乗降客が少なく、今年度末で廃止が決まったそうです。さみしいね。
【浜勇知園地】 稚内市抜海 森繁久弥さんの歌碑がありました。 「浜茄子の 咲きみだれたる サロベツの 砂丘の涯の海に立つ富士」森繁久弥
小さな池がありました。夏にはコウホネという睡蓮に似た花がさくので、この休憩所はこうほねの家と呼ばれています。
利尻富士がきれいです。
冬場は厳しいのだろうと想像します。地吹雪等で視界が悪くなることが多く、通行止め規制されることがしばしばあるそうです。
【ノシャップ岬】 アイヌ語のノッサム(岬のそば)が語源だそうです。ここで日本海は終わりかな。
【エゾジカの帰還】 稚内市内の宿泊先に行こうとしたら、ちょうどエゾジカ家族も家路に着くところでした。 ホテルの夕食はブッフェ形式で、カニやホタテも食べ放題。
オホーツク海です。北防波堤ドームが見えます。
もう夜明けです。緯度が高いと、朝が早いなあ。
日の出は、午前3時47分! 朝食は、午前5時30分!!