ルーアンから次の目的地まで、約260km、約3時間かかる。バスはMAN(ドイツ)社製。ゆったりと快適で疲れ知らず。
【添乗員さんの車中説明】
フランスの歴史や文化を詳しく教えてくれたのがありがたい。Wikiで確認しながら記事が書ける。
1 ルーアン、ジャンヌダルクの話(前の記事)
2 世界三大料理とされるフランス料理の歴史
宮廷料理では、ナイフやフォークは一般的でなく直接手づかみで食べていた。 イタリアから嫁いだ王妃の料理人が美味しいイタリア料理と食事マナーを教えた。 ベルサイユ宮殿は連日晩餐会で、コース料理、ワイン・チーズ、菓子が出た。 オーストリアから嫁いだマリーアントワネットは、お菓子が大好きで発展した。 ルイ16世は大食漢の一方で、農場でジャガイモを栽培し、普及させた。 大皿から取り分ける方式から、一人前ずつサービスするロシア式が導入された。 1879年フランス革命で宮廷料理人が失職し、街で仕出し屋や菓子屋を開業し、国民に広まった。※国際結婚で新しい食文化が導入・発展し、革命で宮廷から市民に開放された点が、イギリスやドイツとは異なるのだった。
【フランスの高速道路】 18:30。グーグルマップで現在位置を見ると、中間地点のカーン。 フランスの高速道路は、オートルート(Autoroute)と呼ばれ、国道はルート・ナショナル(Route Nationale)。 A13は、パリから,ルーアンを通って、カーンまでの高速道路。 N814は、カーン大都市圏を環状する国道で、市内混雑を避けるため改良整備された。 環状線から放射状に、国道や高速道路が延びている。インターチェンジで新たな高速道路に乗り換える。右側通行だから,右回りだね。 A84は、無料の高速道路で、ベルギーからスペインに向かう車両がパリを避けるため、2003年に造られた。 欧州大陸だね。
見える景色は,田園風景。これだけ長時間走っても、人家らしきものは殆ど見えない。
Gouvetsグヴェの給油所兼ショップ シェルが運営してる。 キットカット 不二家じゃなかった。各国で味を変えてるようだから、買えば良かったと後悔。
給油所 hell V-Power 。フェラーリも使うハイオクガソリンが並んでる。
20時。日没が近い。目的地が見えてきた。