ユーロスターは、英仏間のドーバー海峡をトンネル走行し、ロンドンとパリ、アムステルダムを結ぶ国際高速列車で1994年に開通。
難関のトンネル(全長52km)工事には、川崎重工のシールド機が採用され、1991年に貫通。すごいね。
2002年に乗車した際は、ウォータールー(Waterloo)駅が始発で、途中在来線を利用したため、パリまで3時間余かかった。
在来線に代わる新路線109キロメートルと新駅を、1兆円以上費やして建設し、2007年に2時間15分に短縮。
新たな発着駅は、1868年建造のセント・パンクラス(St. Pancras)駅を改修した。
ビクトリアン・ゴシック様式のセント・パンクラス国際駅
1階に保安・出入国検査、待合、ショップ。二階はユーロスターのホーム。
ユーロスターの発着がウォータールー駅からセント・パンクラス駅に代わる際、「OUBLIEZ WATERLOO(ワーテルロー(英:ウォータールー)は忘れろ!)」というナポレオンの姿が広告に。ナポレオン軍を破ったワーテルローの戦いが駅名になったことに因む(wikiより)。
通りの向かい側は、国内主要幹線のキングス・クロス駅。歴史的建造物だからか、隣り合っていても、一緒にしないんだ。
しかし、ハリー・ポッターの映画第2話でキングス・クロス駅の外観は、セント・パンクラス駅が使われたそうだから、一緒なのかな。
ハリー・ポッターといえば、魔法学校のホグワーツ特急のホームPlatform 9¾に行くため、勢いをつけ、レンガの壁に荷物ごと突き進むシーンが印象的。
壁に半分入り込んでいる、旅行カバン2つと、白フクロウの台車。ここで、台車を押す姿を観光客は記念撮影出来るが。
残念ながら、8時前だったので、準備中でした。
隣には、ハリー・ポッターのグッズ店。こちらも開店準備中。
9:31、パリ北駅行きのユーロスターに乗車。
11:26、ドーバー海峡を通過し、フランスのカレーを走行中。英国のストの影響か、ちょっと遅れてる。
11:40、アズブルグ。のどかな田園風景。こういう風景は好きだ。もう少しでパリ。専用鉄道は都市部に近寄らない。高架ではないけど、めちゃくちゃ速い。
12:10、パリ北駅着。2時間39分かかった。巨額の投資も、ストで効果が半減だね。
パリ北駅周辺は、工事中で、移民の人達がたむろしちょっと治安が悪いそうだ。
荷物を押して、バスの駐車場へ急ぐ。
12:30(フランス時間13:30)バス発車。今日は移動日。目的地はまだ先。