西表島に行ってきました。
朝の5時、白浜から小さな舟に乗り、仲良川の上流を目指します。
途中、カヤックで川を遡上するご婦人たちを追い越しました。
自力で漕いでる人たちに申し訳ないけど、先に行っちゃいます。
お目当てのサガリバナ。
夜に咲いて、朝陽が当たると、花が落ちてしまう…。
落ちるところを見るには、陽が上らないうちに、たどり着く必要があります。
ピンク色のサガリバナ。
近づいてみると、小さな花が集まって、垂れ下がっています。
花の蜜を吸いに、蜂が飛んでいます。
こちらは、白いサガリバナ。
川面に落ちると、ポトンと音がして、あたりに響きます。
アカショウビンの鳴き声が、物悲しく聞こえます。
陽が上るにつれ、どんどん落ちていきます。
やがて、川面に一面に広がったサガリバナの花達が、カヤックのご婦人たちをお迎えするのでしょう。