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マイナポータルで確定申告の問題点

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「マイナンバーカードを使うと確定申告書に金額を自動入力」という画期的方法に惹かれ、やってみたところ、以下の問題点が明らかになった。  

問題1 手間がかかる

スマホのマイナポータルのアプリを使って、マイナンバーカードで本人確認をしながら作業を進める。

マイナポータルは、iPhoneはサファリでしか対応していない。Edgeになっていたのでできず、調べて切り変えた。

確定申告に必要な書類は、各機関がハガキで送付してくれるが、それを電子送付にしてもらう必要がある。

電子送付は、野村総研という民間機関が担うので、まずは、ここにアカウント登録しなければならない。

マイナポータルから各機関に連携すると、メールが届き、各機関毎に利用者登録する。

その後、契約書番号を登録して、確定申告に必要な書類を電子送付してもらう。

めんどくさい作業だけど、1度やれば来年以降は不要な手続なので、頑張る。

※ 「マイナポータルで確定申告1,2」参照。

 

問題2 時間がかかる

申込みを受けた各機関が、電子送付に切り替えるために1~3営業日必要だ。

日本年金機構は申請から3~5営業日必要だ。申請後1週間経過しても完了お知らせが来ないため再度申請したら、申請できてなかったことが判明し、2週間をムダにした。

このこともあって、マイナポータルに取組んでから、e-Taxまで29日間も要した。

※ 「マイナポータルで確定申告3~5」参照。

 

問題3 e-Taxの問題点

e-Taxでは、電子送付書類を読み込むために、マイナンバーカードの暗証番号(署名用の長い方)が必要である。

めったに使わない番号なので、しまいこんだり、忘れたりした場合は、市役所か窓口サービスセンターで暗証番号の再登録が必要なのだ。

公的年金等収入400万円以下は、別途、試算してからマイナポータルを始めないと、ムダである。

「公的年金等の収入が400万円以下の人は確定申告不要制度がある。税金還付なら確定申告するが、税金が増えるならマイナポータルは不要。

※ 「マイナポータルで確定申告3、4、5」参照。

 

問題4 住民税申告に対応していない

確定申告すると、所得控除や税額控除の各種書類が市役所に転送されるので、住民税を申告する必要は無い。

しかし、確定申告しない場合、今度は市役所に控除を申告しないと、住民税が高くなってしまう。

しかし、最大の問題点として、現在のところ、マイナポータルでは住民税を申告出来ない。

控除書類を市役所に持参し、確定申告の期限と同じ3月15日までに、住民税を申告しなければならない。

 

問題5 電子送付にするとハガキが来なくなる場合がある

電子送付を選択すると、住民税申告に必要なハガキが来なくなる機関がある。

日本年金機構と損保ジャパンは、源泉徴収票や保険料控除証明書のハガキが来なくなる。

書類を再交付申請し、届くまで日数がかかり、申告期限に間に合わなくなる恐れがある。

 

問題6 ハガキに切り替えるのが大変である

次年度以降の送付方法を、元の状態(ハガキ)に戻さないと、来年、慌てる。   日本年金機構 ねんきんネットで切り替えることができる。 損保ジャパン ここで、問題です。 保険料控除証明書を、電子送付からハガキ送付に切り替えたいのですが、次の画面で、左(電子データのダウンロード)と右(ハガキの再発行を希望)のどちらを選択すればよいのでしょうか?


答えは、右のハガキ発行ではなく、まさかの、左の電子データをダウンロード。 新規登録して、IDとパスワードを作成し、ログインして変更する。 この手続がわからなく、電話してやっと変更できました。

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