1972年3月の中学校の生徒会新聞
体育館で開催された卒業生の送別会 「フォークを聞く会」 出演者は、3組。 ・古井戸(加奈崎芳太郎と仲井戸麗市) ・泉谷しげる ・小野和子 本棚を整理していたら、ガリ版のチラシが出てきた。 中学校の「卒業生を送る会」を、2年生中心の生徒会が主催してくれたものだ。 <古井戸> 仲井戸麗市(なかいど れいいち)は、当時21歳。 進学高で名高い桐朋学園高3年在学中に古井戸を結成。 その後、泉谷しげるやRCサクセションとライブハウスで活動していた。 1972年3月、「古井戸の世界」でレコードデビュー。その年に「さなえちゃん」が大ヒット。 1979年、古井戸解散後、仲井戸麗市はRCサクセションに加入し、忌野清志郎とともに活躍した。(wikiより) 古井戸のボーカルの加奈崎芳太郎が、声量豊かに歌っていたのが印象的だった。 花言葉、インスタントラーメン、なんとかなれ… 大学生になってからバイト代で「古井戸の世界」を購入し、思い出しながら聴いていた。 <泉谷しげる> 当時23歳。名門の都立日比谷高校を中退。 1971年11月、ライブ盤の「泉谷しげる登場」でレコードデビュー。 1972年、代表曲となる「春夏秋冬」がヒットする。 その後の活躍は、周知のとおり。俳優も。 2009年5月、デビュー当時から一緒にライブをしてきた忌野清志郎の死に際し、「清志郎の死受け入れたくない。清志郎は俺の中で生きている。」とコメント。(wikiより) 泉谷しげるは、ギター片手にガナっていた印象。 きれいに歌うのではなく、心の声を叫んでいた。 突然、チラシに登録していない放送禁止歌を、歌い出した。 生徒達は盛り上がるとともに、先生方の困った顔を見て楽しんでいた。 仲井戸麗市も泉谷しげるも日本のフォーク、ロックを担う大物。 当時はデビュー直後で、ヒット曲が出る直前のタイミングだったので、中学校の生徒会が主催する小さなイベントに出演してくれたのだろう。 ありがたいことですね。↧