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Channel: 沖縄での一人暮らし
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右腕 不満有りますか?

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先週は、検査週間でした。可哀想だった気がするのは、右腕。
火曜日 血液検査の採血。左右の腕を出したら、右腕が選ばれた。鋭く尖った注射針が右腕の静脈を狙う。
CT。
造影剤の注入は、右腕が選ばれた。右腕の静脈にヨードが注入され、カラダが燃えてくる。
水曜日 胃カメラ。左側臥位なので、麻酔注入は左腕だった。眠ってしまい、記憶が無い。
木曜日 診察で、血液検査が追加された。左右の腕を出したら、右腕が選ばれた。鋭く尖った注射針が、容赦なく右腕に刺さる。
金曜日 眼底検査。瞳孔を開く目薬で散瞳したため、目が開けられないほど、太陽が眩しい。それで、黒いサングラスにマスク姿の怪しい風貌になっってしまった。右腕は、大丈夫だった。
MRI。閉所恐怖症なので、狭い宇宙カプセルから、逃げだしたい一心だった。心電図の波動が高ぶるのが、自分でも分かった。空を飛んでいることを想像して、耐えた。工事現場の杭打ち音に助けられた。
ひたすら検査の早期終了を切望しており、造影剤の注入で右腕が選ばれたが、全く気にならなかった。
土曜日 PET -CT。輪っかが大きく、ドームも短く、恐怖心は無かった。造影剤の注入は、右腕が選ばれた。
右腕からすれば、1勝5敗の不本意な成績。1勝も、左側臥位なので、不戦勝といえる。
「針を刺す方は、医師、看護師、検査技師とそれぞれ別人にも関わらず、何で右腕ばかり選ぶのだろう?」と、右腕は思ってるに違いない。
血を吸うのが専門のヤブ蚊は、吸う場所を自由平等に選んでおり、右腕だけ攻撃することはない。
採血の専門家は「どちらの腕がいいですか?」と一応尋ねるが、差し出した左腕の静脈をトントン叩いて、「右腕もみせて下さい。」と言い、結果、差し出した右腕が選ばれる。
右腕には、連日の針の跡がわかるはずだが、それを避けて針を刺してくる。手首に違い静脈を選ぶ強者もいる。
私からすれば、右腕でも左腕でも違いは無いのだが、右利きにつき、常に仕事をしている右腕からすれば、連日何度も針を刺されて不満があるのではないかと思い、書いてみました。

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