飛行機は、パイロットの視力と言うより、搭載レーダーと自動操縦で飛ぶらしい。
何の目印も無い空間を、夜間も凄いスピードで、ぶつかりもせずに飛ぶのだからね。
フライトレーダー24で見ると、順序よく飛んでおり、飛行の規則性も見えてくる。
奄美大島の手前で、神戸発、福岡発、羽田発の3機が、那覇を目指して横に並んでいます。
神戸便は時速730kmで、福岡便は789kmで奄美大島の西側を飛んでおります。
羽田便は670kmで、向かってくる多数の飛行機をよけながら、奄美大島の東側を飛んでおります。
一番速度の出ていた福岡便スカイマークが、抜け出しました。
空港の管制官の指示だったのか、パイロットの自由競争だったのか…。
神戸便とは、いい勝負です。
神戸便ソラシドエアは711kmと飛ばしているので、羽田便JALはすでにあきらめたのか。
神戸便に、先を越されました。
那覇空港、混雑につき、西の大空を347kmと速度を落として旋回しております。
その前は、福岡便405kmです。
さらに前の飛行機は、台湾の高雄から飛んできたピーチ。軌道が変です。
慶良間諸島のあたりで、くるっと旋回をして、時速387kmで着陸する順列の中に入ってきました。
合流するタイミングに併せて、飛行速度や旋回半径を決めるので、高度技術だと思う。
これが、パイロットに視力が必要な技なのだろうか。
高一の進路相談で担任に、
「パイロットになりたい」といったら、「裸眼の視力が足りない」と言われた。
「じゃあ、東大へ行って医者になる」といったら、「成績が相当足りない」と言われた。
視力や成績が足りない故にパイロットや医者にならなかったが、果たして裸眼の視力は相当必要だったのか。