長野県北安曇郡松川村にある、いわさきちひろの美術館に行ってきました。
展示してあるいわさきちひろの絵画、魅力的です。
美術館の立地する風景の美しさ、魅力的です。
そして、この美術館を訪れた人たちの、表情や振る舞いに、ちひろの絵画に通じる世界を感じるのです。
前回も、印象的な風景に出合いましたが…。
今回も、屋外のベンチでくつろいでいると、小さな男の子が走ってきて、何をするんだろうとみていると、黄色い花をじっと覗き込んでいます。
やがて、遠くへ行ってしまいました。
しばらくすると、男の子が走りながら、戻っていきます。
手には、黄色い花が…。
黄色い花、ほしかったんだ!
男の子でも、花を摘みたくなる…。
いわさきちひろの絵に出てくるような風景です。
無邪気な子供の心を開放させるしかけが、この美術館にはあるというのでしょうか。
この花畑、広場、ベンチは、「いわさきちひろの世界」そのものなんでしょうか。
前回ここに来た時も、大きな犬を連れた少女を見かけて、そんなことを感じたのでした。
安曇野は、こんなところです。