クチン市は、サラワク州の州都です。
ボルネオ島というと、オランウータンや象などのジャングルを想像していましたが、このような美しい歴史都市がありました。
その理由を調査するには、博物館が最も便利です。
博物館となっている建物は、1891年に完成したもので、第2代白人王 チャールズ・ブルックの考案だという。
”白人王”って、何? いずれ、わかるので、まずは中へ。
入場無料。写真撮影は、OKでした。
1階には、ボルネオ島の豊かな自然が理解できる、動物たちの標本。
写真は、ほんの一部で、見たこともない野生生物の宝庫だったというのが、理解できます。
アニメで見たことがあるような、いや、アニメでしか見られないような。
During the Japanese Occupation, the museum was put under the direction of a sympathetic Japanese Officer.
As a result, the museum suffered very little damage and remarkably little looting.
日本の占領下にあっても、思いやりのある日本人指揮官の指示で、博物館はダメージがほとんど無く、驚くべきほど略奪はなかった。
出典:Ethnology Museum (Old Building)
こういう表現が博物館HPに記述されることが、今日のマレーシアの人々に親日派が多いことに、つながっているのだと思う。
こちらは、新聞記事と、腕時計。
「仕留められたワニは、”殺し屋”だった」
2階は、ボルネオ島の先住民族の工芸品や文化財が多数あり、写真撮影は遠慮してください、ということでした。
この後、ボルネオ島の歴史がわかる隣の建物へ。