最後の試合は、シー牛。番付で最も強い牛の登場。
(紅)清風王道(せいふうおうどう)870キログラムと、(白)邪道王(じゃどうおう)860キログラムの戦いです。
牛の名前から、「正義と悪の戦いみたいだけど、偶然です」と解説の人が言ってました。
清風王道、気合入ってます。
邪道王の登場です。
得意の砂を蹴り上げる仕草で、会場を盛り上げます。
両者の角を合わせます。
勢子は、目の前に角があって、とても危険な仕事だね。
おっと、邪道王(左)の右角が清風王道の左眼近くに。
これは、技なのか。危険な技で、相手をビビらす。
清風王道(右)が、頭を下げて、角を避けた。
そこを、邪道王(左)がさらに、顔面攻撃を仕掛けながら押し込んでいく。
清風王道、ピンチ。勢いに乗る邪道王(左)、このままいくのか。
今度は、邪道王(左)の下からの突き上げー。
のけぞる清風王道(右)。
回り込んで、右からも、攻める邪道王(右)。
おおー、しかし、ガチっと角で邪道王の突進を食い止める。
さすがに、横綱級の戦い。こうした攻防の繰り返しが10分続く。
また、邪道王(左)が、角を武器に、清風王道(右)を押し込んでいく。
清風王道(右)、地面すれすれで、防御。
見ごたえのある攻防に、会場もアナウンスで盛りあがる。
押し込まれていた清風王道(右)が、ここで、下からいい位置を取ったみたい。
邪道王が、顔をそむけてる。
おおー、下から角で、邪道王の首のあたりを突き上げてる。
邪道王(左)の前脚が、宙に浮いてるね。強烈~。
これは、効いたー。
邪道王が背を向けて逃げ出してしまい、清風王道の勝ち。
熱戦でした。闘牛は迫力あったね。
エサ代とか訓練とか、大変だろうけど、琉球王国時代から続いている沖縄の重要な文化財ということがよくわかりました。
上本部中学校の70周年行事のおかげで、見ることができました。皆様に、感謝です。
勝利して、観客席に胸を張る、清風王道。