第三試合は、(紅)琉希登(るきと)パンダ 880キログラム VS (白)美力(びりき)TONTON880キログラムの対決です。
先に会場入りした琉希登パンダ。尾に赤い印を付けながら、準備運動というか、いきり立ってます。
そこへ入ってきたのは、同じパンダ顔の美力TONTON。
パンダ同士の戦い。
組み合います。紅の琉希登パンダ(右)の方が、体がうす茶色です。
勢子は牛の左側に立つので、紅白がわかるね。
おおー、琉希登パンダが相手の頭の裏を取りました。
これは、高度な技を繰り出しました。
美力TONTONの勢子も、シマッタという表情です。
アップで見ると、こんな感じ。
琉希登パンダの角さばきが、巧みですね。相手の角をうまく利用していますね。
美力TONTONは、やばいっという表情です。
これでは、押し返せないです。下がって、振りほどくしかない。
また、組み合いました。2頭は、角の形が違いますね。
琉希登パンダの角は相手正面を向いており、美力TONTONの角は上を向いています。
そのため、組み合うと、琉希登パンダは、相手の下に潜り込みやすいです。
白の勢子が、ちょっと不安げです。
おお、琉希登パンダが前に出て攻勢を仕掛けると、美力TONTONが嫌がっています。
どうしたのでしょう。
アップで見ると、琉希登パンダの角が、美力TONTONの角の根元を突いています。
これは、立派な技で、効き目があるらしいです。牛も、シマッタという顔をしています。
美力TONTONは、下がったところを相手にさらに突かれたので、背中を向けてしまいました。
勝負ありです。
美力TONTONは、よほど痛かったのか、怒っています。
額にも、ちょっと傷があります。
まだ怒っています。まるで、観客に向かって抗議しているみたいです。
美力TONTONが突然闘う気力をなくしたので、会場では不思議でしたが、こうやって写真を拡大すると、琉希登パンダが巧みに角を使いこなして技をかけていたことがわかりました。
闘牛は、奥が深い。