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Channel: 沖縄での一人暮らし
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冬至の日の運気

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今朝は、明けの明星がきれいだった。冬至は、一年でもっとも夜が長い日だ。
沖縄では、ターイム(田芋)とジューシー(炊き込みご飯)をいただく日だ。
カボチャは島カボチャでひょうたん形だし、風呂に湯船がないから柚子湯の習慣はない。
冬至を境に日が長くなるから、太陽が生まれ変わり、「運気が上がっていく」おめでたい日として祝う。
世界遺産の中城城跡では、冬至の日に「若てぃだ(太陽)」を見るイベントがある。
初詣の混雑回避で谷保天満宮にお参りしたら、「おみくじが大吉」だった。運気が上がるというものだ。
スーパーで食材と石鹸を購入し袋詰めしていた時のことだ。ロールから切り離したビニール袋が、静電気なのか、くっついて開かない。
指先湿らすモノは無いし、シワクチャにしてもズレて来ない。すると、
「良かったら、どうぞ」と隣で袋詰めしていた人が、開いたビニール袋を笑顔で差し出していた。
「ありがとうございます。指の指紋が無くなっていまして。」
「一緒です。もう一つ要りますか?」
「十分です。ありがとうございます。」
ささやかだが、思いがけなく良いことがあったのだった。

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