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Channel: 沖縄での一人暮らし
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万里の長城

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行って来ました。
万里の長城。

中国の人は、一生に一度は行ってみたいところと聞きました。
今から2000年前の秦の始皇帝が、モンゴルの遊牧民との境界を作るために建設を始め、その後も民の時代まで歴代建設を続けて、総延長は6000キロにもなるという。

図はwikiより。着色部が歴代に建設された長城。

1時間かけて塔屋5つほど目指して歩いてみました。

最初の選択。右が緩やか。左が急坂。
もちろん、右を選びます。

後ろを振り返って見ました。
左下が入口。正面の山に向かって急坂が続いています。
壁の上が通路になっているのですが、内側の壁は平坦で低いのに対し、外側(右側)の壁は、ところどころに切り込みがあって高くなっています。

北の遊牧民が攻めて来た時には、この隙間から矢を射るためだと聞きました。
結構、急勾配なのが分かると思います。
写真に映った人は普通の中国の観光客です。
この坂をベビーカー押して上がる夫婦もいて、中国の人はいろいろいます。

山の稜線に建設しているので、傾斜は地形に合わせてて緩急ついています。膝が疲れて来て限界かなと振り返って見ました。

中央の赤い中国の国旗があるところが入口で、そこに戻る必要があります。
下りは膝に来るので注意が必要です。
前を見ると、まだまだ万里の長城は続いており、チャレンジする人々の姿も沢山見えます。

作るの大変だったと伝わってきます。
それと、何のために作ったのか、とも感じました。
欧州や日本の城壁は、殿様たちを守るために、コンパクトに築いています。民衆よりも支配者を優先して守ったと言えます。
それに対して、中国では人民を守るために、より大規模な城壁を長年月かけて作り出した。
武力や武器に投じることより、人民を守ることに投じたのかなとと思いました。
トランプ氏の壁も同じ発想なのかな。
沖縄にもイノシシから村を守るための猪垣が山中に築かれていたね。

疲れて座り込んでしまった家族。中秋節の休日なので、月餅を食べているのかな。

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