高見盛が引退することになった。
応援していたのに、好きだったのに、残念です。
右肩のぶちかましから右差しが得意だったのに、右肩を痛めてしまい、自分の相撲が取れず、今場所の成績は5勝10敗。
このまま相撲を取り続けても、来場所の番付では幕下に転落することが確実となり、引退を判断したようです。
テーピングが痛々しい。
これまで、頑張ってくれて、ありがとう。
今後は、親方として、新しい道を頑張ってください。
上記の写真は、共同通信 2013年1月24日(木)18:23より、お借りしました。
以下の記事は、NHK BS WEBニュース 1月27日 19時20分を転載します。
大相撲 高見盛引退“体がボロボロ”取組前のユニークなしぐさで人気を呼んだ大相撲、十両の高見盛が、現役を引退することになり記者会見で、「体がボロボロで、自分の体と相談して、これ以上相撲を取ったとしても、傷口を増やすことになると思った」と引退した理由を語りました。
高見盛は、27日夕方、東京・墨田区内のホテルで、記者会見を開きました。
会見の冒頭で高見盛は「本日、力士を引退することになりました。これからは、親方として頑張っていきたい」とあいさつしました。引退を決めた理由については、「今場所では、右肩を痛め、これまでも両足を痛めるなど、体がボロボロです。自分の体と相談して、これ以上、相撲を取ったとしても、さらに傷口を増やすことになると思った」と話しました。
そして、人気を集めた取組前のユニークなしぐさについては、「自分自身に気合い入れただけです。土俵での恐怖心を振り払いたいだけでした。見せ物じゃなくて、自分で自分を鼓舞していました」と理由を述べたうえで、「テレビで歓声を上げるファンの姿を見て、うれしかったです」と話していました。
また、思い出に残っている取組について、高見盛は、平成14年秋場所で当時の横綱・貴乃花との一番をあげ、「学生のころから知っている伝説の力士との対戦で、興奮していました。取組のとき、国技館の様子が別世界でした。敗れはしましたが、思い切りやった一番で、何物にも代えられません」と思い出を語りました。
会見に同席した元高見山の先代・東関親方は「彼は、本当に真面目で、最初は無口で、なかなかしゃべらなかった。ただ、相撲内容は、すごかったです」と思い出を話しました。
高見盛は、今後、振分親方として、後進を指導していく予定です。